男性育休取得者の体験談
2021年度の男性社員の育休取得率:50% 平均取得期間:117.6日
日本全体の男性の育休取得率:13.97% 取得期間:7割が14日以内(厚生労働省「2021年度雇用均等調査)
世の中の男性で「育休を取得したいが、職場では取得しにくい雰囲気だった。」という人が多い中、パレクセルでは、男性女性を問わず育休を取得したり、短時間勤務をしている社員が数多くいます。実際に育休を取得した男性社員へのインタビュー(2021年実施)をご覧ください。
育休を取得した理由を教えてください
Aさん:1人目の時は育休をとらずに乗り切れると思っていましたが、気が付けば子供との時間が少なくなり、残業や外勤が重なるにつれ子どもがどんどん不安定になっていきました。2人目も同じ状況だとよくないと思い、育休を取得しました。
Bさん:子育ては一度きりで、あとから戻ることが出来ません。家族の役に立てると思ったからです。
Oさん:今までは家事・育児を手伝っていただけだなと気づき、これでは妻の負担が増えていくばかりだと思ったので、自分で家事・育児を完結できるようになろうと思いました。洗濯も洗うだけではなく、畳んでそれぞれの子供のタンスにしまうところまでやる。翌日は子供たちが着る服を準備する(女の子は難しい!!)と決意しました。
Sさん:妻もキャリアを重視しており、里帰りせず出産予定日直前まで働き、また、こどもの首が座ったら復職する、また近くに頼れる人もいない、ということで自身も育休を取得することにしました。
育休を円滑に取得するために準備したこと·工夫したことはありますか
Aさん:パレクセルで周りは肯定的な人が多く、育休が取りづらい環境ではなかったです。手続き関連はネットや会社経由で確認しました。
Bさん:社内規則を確認し、不明な点は人事部や直属の上司に相談して進めました。
Oさん:取得後にまた戻ってきてね!と言われるように取得前は特に丁寧な仕事を心がけました。常にパーソナルの状況を上司や同僚だけでなく、仕事相手にも小まめに共有することを心がけました。
Sさん:本当に会社として、育休を取りやすい雰囲気です。仕事面では、数か月間、仕事を離れるので、きちんと引き継ぎをしました。より効率的に仕事をできるよう、自分の業務の見直しもすることができ、よい機会となりました。
育休取得によるパートナーとの関係に変化はありましたか
Aさん:夫婦以外頼れる親や相手が周りにいなかったので、パートナーとの信頼関係などは育休を通して深まることができました。育児・家事に専念することができたため、妻が不在でも一人で子供たちが起きてから寝た後まで対応できる自信がつきました。下の子が入院して妻が付き添い入院でしばらく不在となったときも、上の子といつも通りの日常を過ごせました(少し寂しい思いはしたと思いますが、、、)。育休中で、お互いの得意・不得意を把握することができたので、前よりもサポート体制がとれるようになりました。(寝かしつけは妻、夜泣きは自分など)
Oさん:信頼関係が増したことが一番の変化です。私が妻の普段の家事・子育ての大変さを知ったことで同じ目線で会話できるようになったからです。やはり経験した人にしか、妻は本音で相談できないと思います。特に男性パートナーはロジカルな解決策やアドバイスをする傾向にあります。いまは、会話が「そうだよね、子供って大変だよね。」と状況を理解するところから始まるので、一緒に悩み、解決策を模索できるようになりました。
Sさん:加えて、パートナーや両親のパレクセルに対する印象は格段とよくなったと思います。「社員だけじゃなくて、家族のことも考えてくれる会社」ということで。数か月間の育休終了後も在宅勤務をしているので、1時間の通勤時間がないだけ、朝のバタバタをパートナーと協力して日々乗り切って?います。
パートナーの声
Aさんのパートナー:育児と家事の業務量を分担することができたので助かりました。産後すぐは寝不足が続いていたため、いつでも子供を見てもらうことができて、体を休めることができました。両親のサポートがない分、平日でも子供たちと遊んでもらえたり、その場で子供のことについてお互い相談できる環境があったのはよかったです(上の子のイヤイヤ期も始まったりしたので)。夫婦ともに毎日一緒にいたので、常に家がワイワイ会話であふれて楽しかったです。)
Bさんのパートナー:妊婦の時から産後助けてくれるパートナーがいると思うと心強かったです。上の子達を遊びに連れて行ってもらうことで、体を休めながら赤ちゃんのお世話に集中することができました。家族みんなで共に出産&育児を乗り越えられたのも育休をとってもらっていたからだと思います。出産後一人で家の事をこなしていたら、しんどいし、私の心が不安定になって、子ども達にも悪影響を与えてしまっていたと思います。
Oさんのパートナー:今回の出産は4人目ということで、産後の自分の体調がどんなものか、家事育児に関しての要領もだいたいは予測できていたはずでした。でも十人十色という言葉があるように、今回は初めて産後の肥立ちが悪く私にとっては想定外のつらい日々が続きました。 そんな状況の中、主人がいつでもそばにいてくれて、理解しようとしてくれて、支えてくれた事は精神的にも身体的にもとても助かりました。また、主人がいつでも話しあえる体制にいてくれたことで、すぐに家族みんなで話し合えました。みんなで新生活を作り上げていけたことは子供達にとっても安心に繋がったのではないかと思います。