座談会 Vol.3
2023年3月末に実施した第3回目の座談会では、パレクセルを一度退職後、再入社した社員から話を聞きました。
- パレクセルを退職した理由、戻ってきた理由
- 実際離れてみてわかったパレクセル臨床開発部の魅力
- 実際離れてみてわかった会社の魅力
今回の座談会のメンバー
臨床開発部Manager:A |
臨床開発部CRAⅡ:B |
臨床開発部CRAⅡ:C |
人事部司会 |
司会:皆さん、パレクセルを一度退職された後に再度入社してくださっていますが、退職理由とパレクセルに戻ってきてくださった理由をお聞かせいただけますか?
A:私は約12年、医療機器の営業を行った後、2006年に未経験CRAとしてパレクセルに入社しました。その後2008年にパレクセルを退職したのですが、その時代は、まだ日本のパレクセルのグローバルスタディの数が少なかったうえ、モニターの稼働率も今とは比較にならないくらい低く、将来が不安だったので、別のCROに転職しました。そこから派遣された製薬会社で約3年働き、その後、派遣元のCROに戻らなければいけなかったのですが、そのCROで仕事がなかったので転職を決意しました。ちょうどそのときにパレクセルの人事部から手紙をもらったので、パレクセルに戻ることにしました。
C:私は2017年に新卒でパレクセルに入社し、立ち上げから終了までの一通りのモニター業務を経験させていただいた後に退職しました。退職理由は、社会人になってから初めて1人暮らしをしたということもあり、コロナ禍になってから、自分の部屋にずっと1人きりで働くという環境になって初めて孤独感を感じたことと、将来、臨床薬剤師として働こうと思った際、未経験では転職が難しいかもしれないと思ったことからです。ただ、モニターの仕事自体は好きだったので、最終的にはモニターに戻りたいと思っていました。
B:私もCさんと同じで、薬剤師の仕事に興味と憧れがあったので、モニターの仕事を一通り経験したタイミングで一旦パレクセルを退職しました。一年半近く薬剤師として働きましたが、時に単調な仕事が多く、皆と一緒に協力しあいながら仕事ができるモニターの仕事に戻りたいと思いました。
A:二人の性格上、薬剤師は合わないだろうと思っていましたよ。
(全員爆笑)
司会:臨床開発の仕事から離れてわかったこの仕事の魅力は何ですか?
B:モニターは、皆で試験を立ち上げていくことにやりがいを感じますが、薬剤師の仕事は、患者さんの数だけ仕事をこなしていくので、明確な目標を持って仕事をしているという感覚がありませんでした。モニターは、立ち上げて組み入れ開始まで持っていく、治験を最後まで成功させるという明確な目標がありますが、薬剤師のときにはそういう目標は感じられなかったです。
司会:パレクセルを離れて気づいたことなどはありますか?
C:パレクセルを退職して、人間関係は大切だなと改めて思いました。パレクセルは優しい人が本当に多くて働きやすい環境だと心から思います。退職してからも連絡を取り合う先輩や同期も多く、自分の人生やキャリアプランを考えたうえで再入社したいと思った際に、新卒時教育係を担当していただいたAさんに色々とご相談させていただきました。現在のパレクセルの状況を包み隠さず話していただき、結果として自分が納得したうえで再度入社したいと思ったため、人事部の方にもご連絡しました。入社して久しぶりにパレクセルに出社した際には色々な方からもお声がけいただいて本当に嬉しかったです。
司会:おっしゃられるようにパレクセルは優しい人が多いですし、相手への配慮もあり働きやすいですよね。ちなみにモニター業務が楽しいと思われていたから戻られたのでしょうか?
C:辛いときももちろんありますが、やりがいがあり楽しいです。
B:楽しいですし、やりがいのある仕事と思います。
A:お二人はモニターとして何がモチベーションになっていますか?
C:今は担当している薬が上市されることがモチベーションになっています。
B:私は周りの人間関係ですね。私の周りのモニター、COL、依頼者の方達が皆いい方ばかりで、その方たちがいるなら今日も頑張ろうと思えます。
A:私も人とのコミュニケーションがモチベーションになっていますね。
司会:離れてわかったパレクセルの魅力は何ですか?
B:何度も話題に出ていますが働きやすいところです。薬剤師の場合はシフトがあるのでなかなか休めませんが、パレクセルでは柔軟な働き方が可能で、プライベートと仕事のバランスを保ちやすいです。また、皆さん優しくて、聞いたら何でも教えてくれます。しんどい状況になっても、上司や周りのモニターが心配してフォローしてくれるので、働きやすいです。
C:私も全く同意見で、皆さんが優しいです。また内勤サポートも充実しており業務が効率的に進められる体制になっていると思います。また、自分が全てやらなくてはいけないということではなく、サポートが必要なときに手の空いている人にお願いする「プロジェクト間協力」もあります。不必要な残業はしないという考え方も浸透していて働きやすいです。
司会:パレクセルのプロジェクト間協力は素晴らしいそうです。パレクセルではメールが出たら早ければ5分くらいで手が挙がりますよね。それは他の会社では考えられないらしいです。自分のチームだけでなく、開発部全体でお互いをサポートしあうというカルチャーがものすごく強いと思います。
C:パレクセル以外のCROに移ることを考えたこともありますが、システムを知っていて、これまでの人間関係があるパレクセルの方がいいと思いました。入社したらシステムは変わっていましたが、使い方がわからないときは誰かに聞いたらすぐに解決策を教えてもらえます。
A:パレクセルは人間関係がいいですよね。パレクセルは、一緒に仕事をしたことがなくてもお互いを知っているし、会えば話をするという自然な人間関係があって、そこが魅力と思います。
司会:外の方の声を聞く機会があまりないので、今おっしゃってくださったことはパレクセルの中にいるとなかなか気づけませんね。我々の仕事はサービス業なので人が資本ですよね。人間関係が良いことを誇れる会社だから、退職を考えている人には「よそを見てきてもいいけど、戻ってきたくなるよ」と伝えてあげたいですね。
辞めた後、パレクセルに戻ってくることに抵抗はありましたか?
B:実は、辞めた後もAさんや他の同期と連絡を取っていたので、会社を完全に離れていたという感覚がありませんでした。(笑)なので戻りやすかったと思います。
C:私はパレクセルを嫌、またはマイナスの気持ちから辞めたわけではないのですが、世の中は嫌、または耐え切れず会社を辞める人が多く、他の業界の友人に元いた会社に戻ると伝えたら驚かれました。
司会:戻ってきてよかったと思われますか?
B:私は戻ってよかったと思います。パレクセルは自由で、いい意味で任せて貰えるところがいいです。と言っても、仕事では放置されておらず、フォローしてもらっています。ラインマネージャーとの距離も近いし、必要以上に干渉されません。
C:私も現在担当していただいているのは新卒のときのラインマネージャーの方なので、私の性格をよくわかってくださっていて、必要なフォローはもちろんしていただいておりますが、必要以上な干渉はなく、信頼していただいていて私がやりやすいようにしてくださっていると感じます。また無理をしすぎることがないよう、残業をなるべくしないよう配慮いただいています。
A:仕事があるのは幸せなことと思います。私は他社CROの在籍時に仕事がない時代を経験していますが、パレクセルには継続的に仕事が来ているので、それが一つの安心材料になっていると思います。